経営者に求められる“資質”とは何か?

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先日、経営コンサルティング会社主催の社労士向けセミナーに参加してきました。

このセミナーは以前より大変楽しみにしていました。というのも、セミナー講師が私の恩師だったからです。

私は約10年前に社会保険労務士を志し、実務経験を積むために、当時住んでいた京都の社会保険労務士事務所で修行をさせていただきました。素人の私を一から育てて下さった社労士事務所の二代目所長が今回のセミナー講師だったのです。

久しぶりにお会いした所長はまさに「神がかって」いました。過去の経験からネガティブなイメージがあった業務にチームで取り組むことで、事務所の売り上げを飛躍的に伸ばしておられました。強力なリーダーシップを発揮して従業員を引っ張っていくタイプの経営者ではなく、市場を見極め、スタッフの資質を見抜き、チームで新たなビジネスに取り組んでいく経営者となられたように思いました。10年前はどちらかというと前者のタイプだっただけに、本当に驚きました。いまどきの経営者に求められる資質とは何か、考えさせられる一日となりました。

 

「理想の経営者」に求められる資質

変化の激しい経営環境の先頭に立つ経営者に求められる資質とは、どういったものなのでしょうか?

平成26年7~12月に日本能率協会が「経営者コンピテンシーに関するアンケート」を実施しています。

このアンケートは、同社の『JMA トップマネジメント研修』等のセミナーを受講者した企業の役員を対象に行ったものであり、223名が「理想の経営者に求められる資質」について回答しています。

まず、「今までの理想の経営者に求められる資質」については、上位1~5位までは、

  • 「統率力」(35.4%)
  • 「本質を見抜く力」(27.4%)
  • 「強烈な意志」(16.1%)
  • 「人心掌握力」(12.6%)
  • 「胆力(覚悟・腹の括り方)」(12.1%)

となっています。

これに対し、「これからの理想の経営者に求められる資質」の上位1~5位は

  • 「イノベーションの気概」(34.1%)
  • 「変化への柔軟性」(26.5%)
  • 「本質を見抜く力」(22.9%)
  • 「ビジョンを掲げる力」(19.3%)
  • 「過去からの脱却」(12.1%)

となっています。

どちらにも上位5位までにランクインしたのは「本質を見抜く力」だけであり、求められる資質が変化していると認識している方が多いようです。

同協会の理事長である中村正己氏は、「これからの時代を担う経営者には“イノベーションの気概”が求められて」おり、「いまある事業をより良くするだけでなく、ゼロから事業・市場を開拓」し、「組織を立ち上げる経験を経て成長」してきた人が、これから「取締役や執行役員となって次のステージに挑戦することになる」と分析しています。

従来は、強力なリーダーシップを発揮して従業員を自ら引っ張っていくようなタイプの経営者が多かったかもしれませんが、今後は、変化を素早く察知して柔軟に対応することでき、恐れずに改革を断行できるようなタイプの経営者が求められるのかもしれません。

また、いつの時代でも「物事の本質を見抜く力」は必要とされるのでしょう。

本当に為になるセミナーに参加できました。ありがとうございました。

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